初心者のためのテクニカル分析【保存版】:下値支持線・上値抵抗線を知る2-4
このコンテンツは、過去に行った集中連載をお客様の多数のリクエストにより再掲載したものです。
チャート分析をする上で欠かせないチャートの見方の基礎の基礎ですので、チャート画像は少し古いですが、「チャート分析は初めて」という方など、チャート分析の基礎を知りたい方には大変有効なコンテンツです。
初心者の方は特に熟読されることをオススメします。
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下降相場の上値抵抗線・下値支持線(カイリ率)(2810・ハウス食品)
99年以降、50週移動平均線は下向きに推移しています。株価は50週移動平均線を下回って推移しています。株価が、下向きの移動平均線を下回って推移する間は下降相場です。この下降相場の上値抵抗線が、13週移動平均線、26週移動平均線、50週移動平均線にあたります。
2000年1月に反発の高値から下落していらい50週移動平均線が上値抵抗線になって、株価は沿って下げています。2001年5月の1748円は、50週移動平均線を上抜くまで戻したが、戻り売りになって下落しています。
この様に、50週移動平均線が下向きの状態では、株価は戻り売りになります。反発に転じたと、飛びつくと高値掴みになります。
この様に、50週移動平均線が下向きの間は、株価は戻り売りになり、戻り売りから、また下降相場に向かいます。2001年も、引き続き下降相場です。50週移動平均線は下向きの中、下回っている26週移動平均線に沿って下げ相場を続けています。
9月テロこと件をキッカケに、26週移動平均線に沿って高値を切り下げていた動きは、大きく下放れ「B」して下落しています。
「B」の下げ止まりの位置を見るには、下段の26週カイリ率で-20%まで下落しています。下値支持線はありませんが、下げ止まりの目安は26週カイリ率で-20%以下から下げ止まりを判断します。
実際には、ここで下げ止まっても、13週移動平均線は上向きに転じてきたが、まだ50週移動平均線は下向き、26週移動平均線は下向きです。50週移動平均線が下向きで、株価が下回っている間は、戻り売りか下値固めの動きをする状態にあると判断しなければなりません。
下値固めの間は下値と50週移動平均線までのボックス圏になります。底値圏で買えたとしても、上昇には期間がかかるということを知らなければなりません。
先ず、述べたように50週移動平均線が下向きの間は下降基調で、投資する時期ではないことを示していると覚えてください。下値目安は下値支持線というものがなく、カイリ(下げ率)から下げ止まり目途を掴もうとします。
・戻りが強い時はの上値抵抗線は・・・
・100週移動平均線・・150週移動平均線を入れてください。