初心者のためのテクニカル分析【保存版】:チャート(波動)の基本パターン7-1
このコンテンツは、過去に行った集中連載をお客様の多数のリクエストにより再掲載したものです。
チャート分析をする上で欠かせないチャートの見方の基礎の基礎ですので、チャート画像は少し古いですが、「チャート分析は初めて」という方など、チャート分析の基礎を知りたい方には大変有効なコンテンツです。
初心者の方は特に熟読されることをオススメします。
その他オススメコンテンツ →買い時・売り時必勝パターン →チャート分析のための指標の見方・使い方
株価移動平均線収斂(4186・東京応化工)
月足チャートでは99年まで60ヶ月移動平均線を上回っていたが、8月に6ヶ月移動平均線を下回って下降転換しました。下降転換後は、6ヶ月移動平均線を下回って12月に60ヶ月移動平均線-30%ラインを下回るまで下落しました。
2001年は60ヶ月移動平均線-30%から-50%ラインの間で、狭い値幅で推移しています。日柄調整期間と見る状態です。
この株価位置で2001年12月から6ヶ月移動平均線を上回ってきました。底入れに入ったと見る動きです。
月足では、長期の株価状態から、日柄調整、株価位置を判断します。
過去1年間、60ヶ月移動平均線の-30%ライン以下で推移し、大きく下落しなかったことから、売り物は吸収し、日柄調整から底入れに入っていましたが、6ヶ月移動平均線を下回っていたので、底入れの確認はできませんでしたが、12月に6ヶ月移動平均線を上回ったので、底値ゾーンからの立ち上がりの動きと見ることができます。
月足で、底入れ確認ができたので、あとは日足チャートで観察して、判断していきます。