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カギ足の見方・使い方

カギ足とは別名「値幅足」ともいわれ、値幅の騰落を1本の線の屈折で示したものです。
一定幅あるいは一定率以上の株価の変化から株価のトレンドを予測するもので、前者を「定額法カギ足」、後者を「定率法カギ足」といいます。

カギ足は日足そのものに比べて、株価の変動動向がわかりやすくなっています。
ただ値幅を大きくとった場合、傾向を大つかみできる半面、かなり変動が進んだ後でないとわからないという遅行性の欠点がでてきます。

このため転換値幅の設定が重要になります。通常、定率法では1%・3%を使用しますが、対象銘柄によって違ってきます。

カギ足の見方は?

一段抜き

カギ足(一段抜き)買いサイン 株価が直前の肩を抜いたところで買いとなります。
カギ足(一段抜き)売りサイン 株価が直前の腰を下回ったところで売りとなります。
カギ足(一段抜き)買いサイン 同じ一段抜きでも中心線を切らずに上昇すれば買い勢力は強く、信頼度の高い買い信号となります。
カギ足(一段抜き)売りサイン 一方、中心線を抜かずに下降すれば、単なる一段抜きの売り信号よりも強力と考えることができます。

五嶮

買い五嶮は、図のように外側の腰が1.2.3と切り上がり、この五カ所の嶮を切る、つまり上回ることで形成されます。
買い五嶮では中心線を上回っている3のパターンの方が3'のパターンよりも強いといえます。


カギ足の作成方法

カギ足は終値を使用してタテ軸に株価をとりますが、ヨコ軸には意味がありません。
株価上昇の間は線を上へ継ぎ足し、直近の山を構成するローソク足の中で、終値が一番高い値に対して、一定以上の株価の下落があった場合はじめてヨコ軸を引いて次の行に移り、下がったところまで線(陰線)を引きます。
(ローソク足で使う値は「終値」のみです)

もちろん、一定幅の変化に満たない時は無視されます。
同様に株価が下落している間は線を下に継ぎ足し、一定幅以上の株価の上昇があった場合、横線を引いて次の行へ移り、上がったところまで線(陽線)を引きます。

この繰り返しで名前の通りカギ状のチャートが出来上がります。

◆執筆者紹介◆
伊藤正之
株式会社ストック・データバンク新宿事業所代表
手掛けた株価分析ソフト「株の達人」は、25年以上、延べ1万人以上の個人投資家の方々にご愛顧いただいています。(2021年1月現在)
同会員向けサイトでは、「日経平均株価の動き」等のチャート分析を活かした市況解説などでも会員の方々にご好評をいただいてます。


青木智
国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)保持者
元・株式会社ストック・データバンク新宿事業所の投資コンテンツ担当。
現在はフリーランスで投資関連のコンテンツ等を手掛け、株の達人の会員サイト等にも動画や相場解説などのコンテンツを提供。
登録者数2.25万人以上(2021年1月現在)の株の達人Youtubeチャンネルの動画も手掛ける。


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