初心者のためのテクニカル分析【保存版】:テクニカル分析のルール1
このコンテンツは、過去に行った集中連載をお客様の多数のリクエストにより再掲載したものです。
チャート分析をする上で欠かせないチャートの見方の基礎の基礎ですので、チャート画像は少し古いですが、「チャート分析は初めて」という方など、チャート分析の基礎を知りたい方には大変有効なコンテンツです。
初心者の方は特に熟読されることをオススメします。
その他オススメコンテンツ →買い時・売り時必勝パターン →チャート分析のための指標の見方・使い方
ルールはシンプル
- テクニカル分析から株価のトレンド(方向性)、動きのパターンを知る。
「株価の長期、中期のトレンド」(向かっている方向)と「現在の株価位置」を知ることと「現在の株価位置はどちらの方向」に向いているかという短期の動きです。 - この3つの判断基準を徹底的に理解し「上がる」「下がる」「天井」「底値」のパターンとポイント、株価(チャート)の動きの読み方を覚えること。
- さらに重要なことは、株価分析から動きがわかるようになっても、分析の逆に株価が動いた時、「ロスカット」、利益になったら「利食い」するメンタル面を強くすることです。メンタル面を強化して、損失した時の損切りルールを徹底的に実践することです。損失を最小限に抑えれば利益が出ている株が残り、利益が増えます。今までは利益を出してもロスカットができずに、損失を大きくしたのではないですか。同じ徹は2度踏まないために、さぁ、始めよう!!
第一回は、実践で一番重要な、メンタル面の強化「ロスカット」「利食い」について始めます。
・・・まずテクニカル上のポイントを理解しルールを肝にたたき込むことです・・・
テクニカル分析以外では、上下10%で「損切り」するを、買う時に決めておくでもよし。
テクニカル分析のルール
- ロスカットのルール
<買った場合>前回の安値を下回ったら、底割れと見て損切りする。
<売った場合>前回の高値を上回ったら、転換と見て損切りする。
ということを株を売った時に決めておくこと。 - 上昇し利益が上がった株が、前回の高値から伸び悩み目先の安値を下回った利食い売りする。
- 値上がりし評価利益になった株が、急落して買い値に近づいた場合利食い売りする。
- ロスカットを前提にした売買判断では、下げた位置でナンピンは絶対してはいけません。
- ロスカットのルールを決めた後、株価が逆に値上がりしても、買い場が間違っていたと判断して悔やまないこと。買いなおせる判断も身に付けよう。
- 買うと同時にロスカットの基準はチャート上の「フシ」で決めておくことが極めて重要です。
もっと幅の広いチャート判断ができるようになるまでは、これを実践し身に付けましょう。
どんな相場でも、言い訳しないでメンタル面を強化し実践する「ルール」として身につけます。
実践1:上昇トレンドの持続と今後のロスカットの基準
この日足チャートでは、ローソク足の動きだけをみて、今後上がるチャートか、下がるチャートかを判断できるようにします。
- 昨年1月22日に801円で底入れして1月末に913円まで戻してから、小幅反落後、切り返して913円を上抜いた動きで上昇転換したと判断します。
- 3月14日に1037円の高値を付けてから、5月に860円まで下げましたが、1月の801円を下回らないで切り返した動きは下げ止まりとしたら強い、押し目として判断できます。
- 3月14日の高値を付けてから下げ初めて、3月始めの安値を下回り、この期間内のロスカットの基準を下回った。(赤四角)
- 5月の切り返しで5月始めの高値を上抜いたことで、上昇転換と判断します。 また3月14日高値を5月末に上抜いて6月に1141円を付けたことでも上昇指向であると判断できます。
- 7月に966円まで下げたが、切り返し下値を切り上げた動きも上昇指向であると判断できます。
- 8月に1151円・9月に1205円と高値を更新している。更新している間は上値指向です。
ここからの決断基準は
- 11月の1335円「1番」の高値を12月の1319円「2番」は上抜けずに下回ったことで、弱い動きに転じたと判断します。
- 1月の戻り「3番」が12月の高値を下回り、12月の安値「4番」を今年1月に下回ったことで、3番、4番の動きを見て天井を付けたと判断します。この時点の「ロスカット」の基準は、1番、2番、3番、4番の「フシ」の判断から確認できたと判断します。「3番」が上回れなかったこと、「4番」を下回ったことでロスカットと判断します。
- 「5番」を「6番」が下回ったことで、ロスカットと決断します。
- まだ、投げてない場合の、最終ロスカット目安は「7番」です。ここを下回ったら、将来の下落幅は、大きいものになると判断します。
次にローソク足に通常の移動平均線を加えたチャートです。
ローソク足に移動平均線を加えることで、よりチャート分析がわかりやすくなりますが、テクニカル指標は、ローソク足(株価)の動きから作られるので、実際は先行性に欠けると考えた方が正しく、指標を信じ利用したこともロスカットの考え方に変更はありません。テクニカル指標は株価の動きを補足する程度の指標として見る必要があることを知って欲しいと思います。
株価の動き8割で指標は2割程度の判断基準とします。株価の動きに合わせて、指標は使い方を変えなければならないが、このことを、多くの方が知らないからです。
株価を見るだけで、充分、株価判断ができるようになることが、この合宿参加の意義であり、身に付けてください。

過去のデータから動きを説明することは誰でもできます。決断は今です。
- 上昇トレンドのローソク足の動きの特徴は、下値を切り上げて、前回の安値を下回りません。
- 上値は、高値更新して下げた後、反発して高値を更新します。値上がりする株は高値更新します。
- 11月高値を抜けずに高値が切り下がり下値も切り下がる動きは天井圏と判断できます。(12月以降の動き)
- 下図のチャートの様に、移動平均線は下値支持線・上値抵抗線として株価の下値目途・上値目途の目安になります。移動平均線を入れた方が判断は解りやすいが、上図のチャートを見てローソク足の「フシ」を覚えることが重要です。
- 下図のチャートの下段に表示しているRCIなどの指標は株価の動きから計算されるので、株価の動き8割・指標2割の比重で分析できる様にしましょう。
- 上図のチャートから株価の動きを見てチャート「ロスカット」判断が出来なければ株は勝てません。