日経平均株価はボックス圏を抜けて個別銘柄も徐々に上昇トレンドに入りつつあります。
今回は、底打ち後に上昇トレンドに入った銘柄を見極める方法をご紹介します。下降トレンドの状態とは、移動平均線のより、株価が下で推移しており、移動平均線も右肩下がりの状態です。
しかし、株価が底打ちし徐々に上昇トレンドに転換するときは、移動平均線の位置関係が変化します。長らく続いた下降トレンドから、上昇トレンドに転換するときは一定のパターンがあるので、そこに注目してみましょう。
200日移動平均線が線が下向きですが、25日、75日移動平均線が上向きです。また株価もそれらの平均線を上抜けています。このトリプルクロスが本格的な上昇トレンドの合図です。
現在の時点でこの形となっている銘柄を見てみましょう。
現在このような動きの銘柄が続々と出てきています。セクター別には繊維、パルプ、化学石油、機械、造船あたりの銘柄に増えています。もちろん相場ですから、この形となっていても、途中でペースダウンすることが往々にしてあります。
しかし、過去を見ても下降トレンドから上昇トレンドに転換するときは、ほぼ必ず1度はこの形になって上昇します。過去のパターンから、可能性が高いところでエントリーするのがチャート分析の基本です。
株の達人では上昇トレンドになっている銘柄が簡単に見つけることができます。またこの他にも様々な売買テクニックを会員サイトなどで解説していますので、ぜひ御覧ください!!