今週の日経平均株価は、先週の急反発による高値警戒感から、小動きの状態となりました。今年も残すところあと僅かとなりましたが、日経平均株価は再び18,000円を付けることができるかが焦点となります。
本日は転換足と株価の動きが異なる理由ついて、みていきましょう。転換足は株価の短期的な動きを捉える指標ですが、転換足が赤であっても、株価が下落することがあります。これは転換足は株価の上下の動きのノイズを軽減するように計算されているため、株価の方向が変わらない程度の下落であれば、それは調整の範囲内という判断となり、再び切り返して上昇する可能性が高いといえます。
チャートで見てみましょう。
このように、株価の動きと転換足は異なることがありますが、これは逆に転換足の利点でもあります。また株価が急激に上昇した後は、その分だけ調整の値幅が大きくなるため、転換足の転換するまでの、値幅も大きくなります。
今回は、このような転換足の特徴を、動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。