トレンドを節目で見る225先物のポイント

昨日はアメリカの大統領選挙でトランプ氏に決まり、投票の途中経過が伝わるにつれて、ドル円は101円台となり、日経平均株価は一時1000円以上の下落となりました。しかし昨晩のNYダウが上昇したことや、当面の不安が交代したことを受けて、急反発しました。たった1日で大統領選の前の株価水準まで戻したことになります。

225先物ではボラティリティが拡大しており、デイトレ派にとってはチャンスです。動きかなければ利益が取れないのは言うまでもありません。

225先物は5分足のトレンドが大変重要です。5分足のトレンドとは逆のポジションをとってしまうと、かならず勝率が悪くなります。トレンドフォローの基本として、大局に逆らった売買はしてはいけません。

昨日の「トランプショック」における下落パターンを見てみましょう。

b20161110-1

このチャートには25本、50本、75本の移動平均線が入っています。この傾きが下向きの場合は、トレンドも下落しやすい下降トレンドとなりますので、空売りのみを狙います。
今回のタイミングとしてはパラボリックが陰転したポイントとなります。

続いて、その後の上昇パターンを見てみましょう。

20161110-2
同じく25本、50本、75本の移動平均線で見てみますと、傾きが上向きに転換しています。移動平均線が上昇トレンドに転換したら、そこで買い目線に切り替えます。こちらもタイミングとしてはパラボリックが陽転したポイントとなります。

今回は、このようなトレンドと売買スタンスの解説に加えて、60分足での節目の考え方についても解説しております。ぜひご覧ください。

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