本日の日経平均株価は前日比36円高の9,069円で引けました。9,000円は下値支持となっていますが、上に行く材料にも乏しいといった状況が続いています。
9,000円を下回らない限り、短期的な上昇は継続と判断しますが、ここまで動きがないと先物メインでの取引の方には厳しい状況といえそうです。
個別銘柄ではルック(8029)など仕手株が急反発しました。日経平均株価が動かなくても個別銘柄では動くものは動きます。最近お問い合わせいただく内容で今は買い、売りのどちらのスタンスで売買すればよいのかといったことです。
日経平均株価が横ばいのため、買いなのか、空売りなのかを迷われるのは仕方がないかと思います。ただしこれには正解はないのですが、どちらか決めるのであれば日経平均株価が5日移動平均線や10日移動平均線を割り込んでいるのなら空売り、上回っているのなら買いと決めます。これはあくまで短期売買派の見方です。中長期であれば25日や75日移動平均線を基準に見ていく必要があります。
ただし、本来は個別銘柄は銘柄ごとのトレンドに合わせた売買スタンスを取るべきです。相場にあわせるのも大切ですが、まずはチャートの見方をしっかりと身に付けましょう!!