本日も前回に引き続き、株の達人を使った短期売買の方法を解説いたします。
前回も短期売買は上昇の勢いに乗って利益を狙うとご説明しましたが、そのうえで重要となる移動平均線の見方ご説明します。
短期売買で重要となるのは5日移動平均線と10日移動平均線です。短期間で上昇している銘柄のほとんどは短期移動平均線を下値支持に上昇します。
上昇が強い銘柄では5日線、やや陰線を付けながら上昇している銘柄では10日線が下支えとなり上昇します。
上昇している銘柄を見つけたら、そのどちらを基準に上昇しているかを確認してください。それを見極めたうえでタイミングを狙っていきます。
チャートで確認してみましょう。まずは5日線が支持しているパターンです。
次に10日移動平均線が支持しているパターンです。
5日線に比べてやや上昇が緩やかといえます。
短期売買は2~3日程度の勝負となりますから、5日か10日のどちらの移動平均線で上昇しているのかを判断して移動平均線近くでエントリーするか、または場中にその線で反発したタイミングを狙います。
また株の達人の「かんたんスイングチャート」はこの移動平均線と株価の方向を色でわかりやすくしたチャートです。
かんたんスイングチャートは、移動平均線の概念が分からなくても短期売買の方向性が明確になります。色が転換しない間で押し目を押し目を狙うこともでききます。
上昇トレンドに乗った銘柄は地合いの影響もそれほど受けずに利益を狙っていくことができますので、ぜひ挑戦してみましょう。