11/8  日経平均に影響されない上昇銘柄の見つけ方と売買のポイント

日経平均株価の日足チャートでは200日移動平均線と75日移動平均線の間で推移し、小幅のレンジが続いています。1日ごとの材料はあるものの振り返ってみれば、上値は抜けず、下値では買われる動きが続いています。

相場全体の動きは個別銘柄にも影響を与えます。しかしすべての銘柄が日経平均に影響を受けるわけではありません。

全体が軟調な動きをしていても、上昇トレンドを維持する銘柄は、日経平均株価が大きく株価が下落しても、すぐに買われて切り替えします。行き場のなくなった買い方が上昇の強い銘柄に集まってくるわけです。

まずは日経平均株価のチャート確認してみましょう。

小幅ボックスの動きが見て取れます。一定レンジで株価が上下しているだけでトレンドが日足ベースでのトレンドが発生していません。

つぎに上昇トレンドの銘柄を見てみましょう。

日経平均株価のチャートと比較しても一目瞭然です。日経平均株価が大きく下落した日には同じように下落しますが、日経平均株価が動かない日や上昇した日に、他の銘柄以上に大きく上昇します。そして結果的に高値を超えるのが上昇トレンドの動きの特徴です。
仕掛けのタイミングに関しては押し目買いか高値抜けのどちらかです。上昇トレンドは毎日上昇することはなく、かならず調整が入ります。その調整の仕方がチャートの形によって異なります。

下落して押し目を形成したり、下落せずに保ち合いであったり、勢いがあれば1日だけ調整して再び上昇する場合もあります。過去のチャートの動きを見ながら、今後どういいた動きをするのかを見極めてタイミングを掴まなければいけません。

タイミングに関しては上昇トレンドであれば基本的にどこで買っても構いませんがエントリーした時点で、ロスカットの目途を決めておかなければいけません。その時参考とするのが移動平均線や、前日の安値、直近の主要な安値となります。

上場している3000以上の銘柄の中で上昇傾向の銘柄、下降傾向の銘柄、保ち合いの銘柄と大きく3つに分けることができますが、どの銘柄で売買するかは投資家の自由です。

株の達人では基調別のスイング銘柄に登録されている銘柄は上昇トレンドを維持している銘柄です。全銘柄の中から簡単に見つけることできるので、ぜひチェックしてみましょう。

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