今週の日経平均株価は、保ち合い傾向ではあったものの、12,000円台の高い水準は維持しています。個別銘柄でも材料主体での売買が目立ち、短期間で何倍にもなった銘柄も続出しました。
今回は売買タイミングを判断する上で、大変有効な指標であるパラボリックをご紹介します。パラボリックは上下の波動を捉えるための指標です。ピンクとブルーの陰陽足に比べてやや売買のスパンが長く、利益幅を大きく狙うための指標です。
また放射線状のラインがローソク足に表示され転換点が比較的見やすいのが特徴です。またパラボリックでは、ローソク足の下に位置してるパラボリックのラインをストップロスの目安とすることができます。
チャートで見てみましょう。
パラボリックはドテンシステムといい、常に買いと売りを交互に繰り返す指標です。そのため保ち合い状態ではサインが交錯することがありますが、上昇トレンドになると精度がいっきに高くなります。そのため株の達人マルチチャートのサインで買いポイントを探るときも、トレンドの状態を確認することが大切です。
一度上昇パターンになった銘柄は、安くなると買われます。常に上昇と下降の上下の波を形成しながら動いています。パラボリックはその上下の波動を判断することができます。これから波が上昇波動に転換したということがわかれば、ストップロスを下のパラボリックに置いておき、積極的に買いで狙うことができます。
株の達人Ver7ではパラボリックの買い転換銘柄を一発検索することができます。操作もとても簡単なのでぜひやってみましょう!!