日経平均株価は明日のSQを睨んでのポジション調整による動きをみせています。ドル円も96円台に入り日足チャートでは、やや崩れつつある動きともとれます。現在は為替連動型の相場であるが故に、日経平均株価の上値の重さは円高傾向によるものといえます。
しかし、個別銘柄においては今回の第一四半期の決算発表によって、上昇トレンドが継続している銘柄と、そうでない銘柄に2極化してる部分もあり、短期売買派にとっては、粛粛と上昇トレンドだけの銘柄選定をし、チャート通りのタイミングで狙っていけばよいのではと思います。
さて、本日は株の達人マルチチャートの売買サインの機能を使ったスイングトレードの売買テクニックです。これまで主に株の達人Ver7の使い方をメインに解説してきましたが、今回は売買サインが表示される株の達人マルチチャートを使って、その銘柄選定と、サインの使い分けと意味合いについて解説したいと思います。
マルチチャートの売買サインには種類があります。今回はその中でも最も会員の皆様が使って頂いているスイングトレード向きの売買サインであるパラボリックと陰陽足を使った売買サインをそれぞれ見てきましょう。
まずは売買サインのパラボリックをみてみましょう。こちらは昨年のバージョンアップで条件を追加した売買サインですが、最大の特徴は日経平均株価の上下の波動を的確に捉えているといういことです。そのため大きな流れ(波動)の転換点が明確に判断できます。
陰陽足の売買サインはパラボリックに比べて、より短期目線でのサインです。陰陽足のピンクとブルーの転換点でサインを表示しており、この転換ポイントはパラボリックより短期目線です。おおよそ1週間~2週間以内での売買向きといえます。
今回の動画はこの2つの売買サインの使い分けと銘柄選びのポイントを動画で解説いたしました。ぜひ御覧ください。
また、このブログでは毎週1回~2回売買テクニックを動画解説しています。過去分を順番にごらんいただくと、株の達人を使った売買テクニックを理解できる内容になっております。