日経平均株価は三角保ち合いを上抜けて、大台15,000円を抜けて短期的な上昇転換の動きを見せています。目先はこのまま15,000円が下支えとなるかの確認をしながら、個々の銘柄の動きをチェックしていく必要があります。
今回はトレンドフォローにおける売買ポイントの一つでもある、高値越えの銘柄探しに関して解説いたします。
上昇トレンドにおける買いポイントは大きく分けると2つあります。押し目買いと高値更新です。押し目買いは上昇トレンドにおいて、一時的に株価が下落した売買ポイントで、仕掛ける方法ですが、高値抜けは株価が上昇する際に、過去の主要な高値を超えることで値が軽くなったのを狙って仕掛ける方法です。
また「高値を更新せずに上昇する株価はない」という格言もあるとおり、高値抜けは上昇維持の確固たる証拠です。保ち合い離れもそうですが、高値を抜けるということは、過去の高値で買ったまま保有している戻り待ちの売り物が少ない状態を意味しています。
そのため、押し目買いに比べて値が軽く、短期間での利益を狙う方法には最適です。しかし高値抜けは株価がある程度上昇したところからのエントリーとなるため、押し目買いに比べて値幅がありません。青と赤の転換足でも上昇の赤がある程度連続した後になります。
トレードのスパンも数時間と短い、短期スイングトレード向きの方法となります。今回の動画では、転換足を使いながら高値抜けのポイントについて解説いたしました。ぜひご覧ください。