【動画解説】5分でわかる!MACDの特徴とポイント

今週の日経平均株価は、これまで売られ過ぎたところからの急激な切り返しの動きを見せています。目先は日銀の動向にやや敏感になっているように思えます。本日は個人投資家にも大変人気のある指標でもあるMACDを見てみましょう。まずは、こちらの動画をご覧ください。

MACDはマックディーと読みます。指標としてはMACDとシグナルの2線で表されます。この2線の動きを見ながら分析していくわけですが、一般的に言われるのが、この2つの線がゴールデンクロスしたら買い、デットクロスしたら売りというものです。

MACDは基本的には中期的な買い場を探る指標ですが、単純にクロスすれば何でも買えばよいというわけではありません。MACDには0(ゼロ)を中心として、プラス圏とマイナス圏があり、ゴールデンクロスはマイナス圏でクロスした方が、上昇する可能性が高くなり、また上昇する期間も長くなります。また過去にクロスした水準と同程度の位置でのクロスであれば、よりそこから上昇する可能性が高くなります。

またMACDは短期的なトレンド判定にも使えます。MACDとシグナル銭が上向きの上昇傾向にあれば、短期的に株価は高値を更新していく可能性が高くなります。

このようにMACDは単純なクロスだけではなく、マイナス圏かどうかも見ていただくと、より最適なタイミングを掴むことができます。テクニカル指標は、当たりハズレではなく、現在の株価の状態を把握して、上昇の可能性が高いパターンを知るためのものです。ぜひとも、このテクニカル指標の正しい見方を習得していただいて、売買に活かしていただければと思います。

 

 

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