本日は株の達人に新しく追加されたチャート、複合型移動平均線(GMMA)をご紹介いたします。
複合型移動平均線(GMMA)は短期筋と長期筋の勢力に分けて株価動きを捉えます。EMA(指数平滑移動平均線)を重ねることで、2つの大きな帯を描き、その動きでトレンドとタイミングを捉えることができます。
売買のパターンがいくつかあるのですが、本日は最もオーソドックスな買いパターンの2つを見ていきましょう。
まずはチャートをご覧ください。
赤の長期線で長期投資家の勢力を判断します。青の短期線がこの長期線を上回っていれば上昇トレンドに乗っていると判断します。またそれぞれの買いタイミングは以下のようになります。
■買いパターン1
短期線が長期線より上に位置している状態で短期線が収縮から上方向に拡散すると短期的な上昇のパターンとなります。長期上昇トレンドにおける調整後の買いタイミングです。
■買いパターン2
短期線が大きく上方向に拡散しながら長期線を下から上に抜けたところが買いポイントです。長期筋のしこりを抜けて、短期的に強く上昇するパターンです。下降トレンドから上昇トレンドに転換するタイミングともいえます。
複合型移動平均線(GMMA)はトレンドとタイミングが視覚的に同時に判断しやすいチャートです。ぜひ株の達人で新しいチャートを使ってみましょう!!!