本日も昨日に引き続き、複合型移動平均線(GMMA)のご紹介です。
最近話題のGMMAですが、このチャートの最も画期的なところは、株価の動きを短期と長期の動きに分けて色分けしたところです。
はじめての方でも視覚的に判断しやすく、株価の動きが鮮明に見て取れます。動く方向もイメージしやすく売買の判断をしっかりとサポートしてくれます。
またこのチャートは指数平滑移動平均線を重ねることで作ることができますが、通常の単純移動平均線を重ねるよりも、株価に対して反応が早く、売買タイミングを早くとらえることができます。
つぎにこのチャートの特徴でもあるのが、帯状に動くGMMAの収縮と拡散、ねじれです。
株価の方向が明確な時は、帯状のラインが同じ方向を示します。またその上昇の勢いが強いほど帯所の線は拡大します。
株価の方向が変わるときはこの帯状の線が収縮したり、またはねじれるような動きとなります。株価の動きを捉えるには、この帯状の動きをしっかりと確認することが大切です。
また売買タイミングには買いパターンと売りパターンで3つのパターンがあります。まずはこの動きをマスターして、この動きとなっている銘柄だけを狙っていきましょう。
それでは実際のチャートで確認してみましょう。
まずは買いパターンです。赤の長期線を基準に青の短期線が上に位置しているのが上昇トレンドです。また短期線が長期線を上に抜けたポイントも買いとなります。
次に売りパターンです。これは上昇パターンとは見方が逆になります。長期線より短期線が下にあれば下降トレンドの売り目線です。同じように短期線収縮から下に拡散したところが空売りのポイントとなります。株価の通りに売買するのが勝率アップのコツです。
またコツとしてはGMMAの動きが素直な銘柄を狙うことです。GMMAの波動に乱れがある銘柄は避けます。また短期線と長期線が重なり合っている銘柄も株価の方向が掴みにくいため見送ります。
これらの注意点を踏まえれば、より最適なタイミングで売買することができます。株の達人で最新のチャート分析をぜひ使ってみましょう!!!