日経平均株価は9000円の攻防を続けています。明日が配当の権利落ち日となります。
そのため現物の日経平均株価と、225先物の値に差ができてます。どちらの方へさや寄せされるのかを明日は確認する必要があります。
本日は株の達人のかんたんスイングチャートを使ってブルーからピンクに転換した銘柄を見てみましょう。かんたんスイングチャートは色の転換で株価の上昇するタイミングを捉えることができる優れたチャートです。目先の方向が色で判断できるのが最大の特徴です。
通常のローソク足だけでは、その日によって陽線であったり、陰線であったりと細かな動きに惑わされることがありますが、陰陽足を組み合わせたかんたんスイングチャートでは方向が変わらない限り色が変わりません。ピンクが上昇、ブルーが下降と視覚的にも判断しやすいといえます。
それではチャートで見てみましょう。こちらはセブン銀行(8410)の日足チャートです。
移動平均線から見ても25日移動平均線が右肩上がりで株価を下支えしています。
75日~10日移動平均線が右肩上がりであれば上昇トレンドと判断できますので、あとはかんたんスイングチャートを見てタイミングを取るだけです。
これまでの上昇のパターンから見てもピンクに転換した後は上昇に転じています。今回の転換でも上昇する可能性があると判断できることになります。
ただし1回の上昇波動の幅がそれほどないため細かく利益を確定するのが無難です。また万が一逆方向に動きブルーに転換した場合はロスカットします。ここで素早く切り替えができるかどうかが短期売買で継続して利益を出せるかが決まります。
もう一つチャートを見てみましょう。 こちらはクルーズ(2138)です。
現在の株価のすぐ上に200日移動平均線がありますが、ひとまずは底打ち後の立ち上がりの動きといえます。本日は25日移動平均線で反転し、押し目の動きといえます。陰陽足もピンクに転換しつつあり、買いポイントと推測できます。
かんたんスイングチャートは、それまでの株価の動きをみて、色の転換が素直に動いている銘柄を見つけ出すのがコツです。チャートを順番に確認しながら自分だけの買い銘柄を見つけてください。