10/4 本日のデイトレ銘柄 チャート解説

本日もお疲れさまでした。昨日NYダウが大幅に下落したことで、日経平均株価も下降しました。全体相場も上昇要因がなく、個別株価では内需の上昇トレンドになっている銘柄や、大幅に下降した銘柄の一時的な反発程度の上昇しかありません。

本日の銘柄は住友電気工業(5802)です。デイトレードでは買いから入るときは上昇しやすい状態にある銘柄を買っていく、売るときは売られやすい状況にある銘柄だけを狙っていく事で勝率を上げていきます。

昨日は悪材料がでたため、窓空けして大幅下落しました。本日は再度下落するのか、自立反発で買われるのかを寄り付き後に見極める必要がありました。

5分足チャートでは、寄り付きが48本線移動平均線を下回り、上昇しにくい位置から始まりました。その後VWAPを行ったり来たりの揉み合い状態です。
しばらくVWAPを下値支持として推移するも上値が重く、横ばい状態に。

10:29にVWAPを下回り、上のチャートがブルーが続いていますので、ここから売りポイントです。株価はそのまま前場が終わるまで下降し続けました。

後場が始まったところから、下げ渋りピンクに転換したため、ここで下降が止まりました。この時点でVWAPを大きく下回っている点や、昨日から大幅に売られている点を考えると、ここから売りでの深追いはできないと判断します。

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日足チャート

このブログではデイトレードの売買パターンを日々ご紹介しています。もちろん相場に確実はありませんが、株価には動きの傾向はありますので、そこのポイントを押さえて習得していくことで、早くデイトレをマスターできます。

また買いタイミングだけはチャート上で示すことはできますが、ロスカットラインや利益確定のタイミングは、個々の投資スタイル(1銘柄だけを集中してみているのか、複数の銘柄を手がけているのかなど)、トレードしている環境(仕事の合間でやっているのか、専業なのか)、投資資金によって損失や利益に対する感じ方が全く違うため、ご自身で判断するしかありません。

デイトレードをしていると誰もが直面しますが、上がると思って待っていると下がり、逆に下がりそうだと思い売ると上昇しはじめることがあります。

分単位、時には秒単位の売買タイミングを習得するには、相場全体の動きや銘柄ごとの動きの特徴を、日々チャートと向き合いながら習得することが、最も大切なことです。

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10/3 本日のデイトレ銘柄 チャート解説

本日もお疲れ様でした。デイトレードでは、NYダウの下落からみても、本日も売りスタンスで仕掛けやすい日でした。やはりデイトレにとっては素直に動く日が一番ですね。

今日のデイトレ銘柄(値動き大)は23銘柄ありました。ここに登録されている銘柄は、前日のボラティリティが高く、値動きが大きい銘柄が選び出されています。また毎日18時以降のデータ更新にて、銘柄が更新されます。デイトレードではいつも銘柄選びに迷ってしまうかと思いますが、この基調別分類を使えば簡単に絞り込むことができます。

それでは今日の解説銘柄です。全体的に売りやすい日ではありましたが、今日素直に買いパターンとなっていたのが、エスバイエル(1919)です。先週から値動きが大きく、デイトレーダーとしては注目しておきたい銘柄です。

5分足では、寄付きから4本目でVWAPを上回ってきました。その後はVWAPが下支えした形で上昇しています。今日も値幅がありましたので10時過ぎの高値までで、十分に利益確定ができたと思います。

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日足で見ると高値更新したところから上昇が強まっています。

続いて下降パターンの銘柄です。JVCKW(6632)を見てみましょう。寄り付き直後からVWAPを下回り、ブルーが連続しています。株価も48本移動平均線より、下に位置しているため典型的な下降しやすいパターンといえます。

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日足で確認してみると、安値を更新中の下降しやすい弱い状態です。このような状態にある銘柄は、今日のように全体相場が下がると、投売りが出やすくなります。

デイトレードでは、全体相場の動きによる今日の仕掛けのイメージと、分足による売買タイミングのパターンを理解することが、はやく上達するコツです。

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9/30 本日のデイトレ銘柄 チャート解説

 本日もお疲れ様でした。昨日のNYダウは143.08ドル上昇しましたが、CME225先物が小幅の上昇。日経平均は昨日の上昇分があったため、今日は上値が重い動きでした。また週末の手控えも影響しています。

今日の株の達人のデイトレ銘柄(値動き大)は33銘柄ありましたが、全体の動きも小幅で、仕掛けにくい相場でした。

本日の解説はエヌ・ピー・シー(6255)です。9:50に寄付きからの揉み合い状態を下抜けて、下降パターンになりました。過去の動きからみて、細かな動きが多いこの銘柄は「かんたんデイトレチャート」のピンクとブルーの転換が細かくなります。そのためローソク足で株価の動きを見ながら、売買タイミングを見ていきます。

 

日足では各移動平均線(MA)が右肩下がりの下降トレンドです。5日や10日移動平均線を下回り、陰線となりました。トレンド的には売られやすい状況にあったと判断できます。ただし、万が一寄り付き後VWAP下回らない動きを維持しているようでしたら、日足での10日移動平均線を超え、今日は上昇していた可能性が高いです。

 銘柄によって、株価の動き方や値動きの仕方が違うため、画一的なチャート判断をするのではなく、動きのクセにあわせた見方をしなければいけません。これは日々、多くの銘柄を見ながら少しずつ慣れていけばいいかと思います。

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