今回は5分足の転換足で見るデイトレのタイミングの取り方について見ていきましょう。
株の達人マルチチャートでは、5分足で転換足を見ることができます。転換足は赤と青の色で、目先の方向を判断することができる指標ですが、5分足であれば5分毎の方向感がわかるため、デイトレの仕掛けのタイミングや、上がりやすい、下がりやすいといった状況もよくわかります。
また転換足は5分足でも見方は同じで、青から赤に転換したら買いタイミングといえますが、どのような状況下であっても、色の転換で上昇するわけではありません。やはりなのは「5分足のトレンド」です。
5分足で上昇トレンドが形成されていないと、株価も勢い良く上昇しません。5分足で下降トレンドになっている場合は、株価の動きも重く、転換足の色が転換しても赤が連続しません。
上昇トレンドと下降トレンドでは転換後の上昇の勢いが全く違います。チャートで見ると一目瞭然です。
まず5分足のトレンドは3本の移動平均線(25本、50本、75本)で見ます。画面右側のように、それぞれの移動平均線の向きが上向きで、株価もその上で推移していれば、上昇トレンドと判断し、色の転換で赤が連続する可能性が高くなります。
また画面左側では、それぞれの移動平均線より株価が下にある下降トレンドのため、転換足の色が転換しても株価は上昇しません。
5分足の転換足は、株価の方向と状態を判断する上で、大変有効な指標ですが、それに加え、前提としてのトレンドを踏まえて売買しなければ、本来の転換足の力を発揮できません。今回はこのようなポイントを動画で解説いたしました。ぜひご覧ください。