11/11 デイトレのコツ 始値はその日の節目になる 日成ビルド工業(1916)

 今日は注目のオリンパスが寄り付き、乱高下しました。寄り付いてからの上昇はよくあるパターンですが、その後のズルズルと下げる動きとなりました。

このオリンパスのような状態になると、このブログで説明してるような、売買方法では通用しません。機関投資家のポジションの解消や個人の投売り、またデイトレーダーのポジション取りなどが激しく交錯し、トレンドやVWAPなどを全く無視した動きになります。そのため板や1分足を見ながらのスキャルピング狙いの銘柄ということになります(数円を抜きに秒単位で売買)。

さて本日はデイトレ銘柄の日成ビルド工業(1916)を見てみましょう。今日はチャートの見方ではなく、デイトレードする上で意外と気が付かない節目についてです。

デイトレードは節目を利用したブレイクアウト手法がありますが、前日の高値安値、当日の始値、高値、安値などのブレイクで売買ポイントとする方法です。

全てを気にする必要はありませんが特に重要なのが始値のラインです。始値は一日のうちでも出来高が多く、節目となりやすいポイントです。単純な例でいえば寄付きの成行で買った方からすれば、始値が損益分岐点となるので、そこを下抜けた場合は売りが入りやすくなるわけです。

日成ビルド工業(1916)では9:20過ぎに始値を下回ってから下落しています。その前にVWAPを下抜け、その後に始値も下抜けた場合はそこから急落する場合が多いです。

また後場寄付きから反転上昇し13:00にはVWAPを上抜けます。ここでVWAP上抜けで単純に買いと判断するのは早すぎます。1円上に今日の始値175円があるので、そこを抜けるまでは様子見します。案の定、175円で上値を押さえられ下降しています。
確認するのは一瞬ですから売買する前に狙った銘柄の始値を見ておくことが重要です。デイトレードではちょっとしたタイミングがミスに繋がる場合がありますので、徐々にテクニックを身に付けていきましょう。

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11/9 今日のスイング銘柄 ハザマ(1719)が強い!!

最近はNYダウと日経平均の連動性が崩れてきています。ドル円であったり、またはオリンパスの問題であったりと、日本市場だけのマイナス材料があるもの要因かもしれません。

オリンパスの「飛ばし」は1000億円以上といわれており、上場廃止の可能性も指摘されています。また大量保有していた機関投資家の処分売りが止まらず、二日連続のストップ安となっています。

東電のように、寄り付いた後はマネーゲーム的な銘柄となるのでしょうか。スリルを味わいたい人以外は危険ですのでトレードしないほうが良さそうです。
今日はスイング銘柄の解説です。株の達人の基調別銘柄群「スイング銘柄(強い上昇)」に登録されている銘柄を取り上げて解説いたします。

先週も取り上げましたがハザマ(1719)を見てみましょう。今日うまく乗れた肩は、デイトレのように利食いしてもおかしくないほどの強い上昇でした。

ここ数日はボラティリティが大きいので、持ち越すリスクあります。高値更新しながら、右肩上がりとなっており、かんたんスイングチャートのピンクが続いています。また出来高も増加しており、勢いの強さを表しています。

RSIではやや高値圏ですので、数日は調整するかもしれません。ひとまず様子見しながらエントリータイミングを待つのがいいでしょう。

また10/24のブルーからピンクの転換点で買っている方は、そろそろ利益確定です。すでに30%以上も上昇していますので(笑)

市場全体がぱっとしない地合い時には、こういった小型の低位株に資金が集まりやすく、中には急騰する銘柄もあります。上昇する銘柄は必ずチャートに表われますので、株の達人をうまく使って銘柄を見つけましょう。

株の達人の使い方が動画で簡単にわかる!!以下のページをクリック!!
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11/8 デイトレ銘柄 空売りパターン ニチコン(6996)

ギリシャの次はイタリアと財務危機問題が次から次へと飛び火しています。また前日のNYダウの小幅上昇も関係なく、本日も日経平均株価は下落しました。今日は下支えしていた25日移動平均線もあっさりと下回り、デイトレ的も今日売りやすい日となりました。

本日も株の達人の基調別銘柄群「デイトレ銘柄(値動き大)」の中から銘柄を取り上げて解説したいと思います。

今日は空売り銘柄銘柄として、ニチコン(6996)を見てみましょう。寄り付き直後からVWAPを下回り、下降パターンとなりました。前場では一度株価は戻りますが、VWAPで上値を押さえられて再び下落。その後RCIが再び売られ過ぎとなり、株価は下げ渋ります。空売りパターンの中でも最もやりやすい動き方だと思います。

5分足

日足チャートでも典型的な下降パターンの下げやすい形といえます。各移動平均線が右肩下がりで下値を切り下げている銘柄は、今日のように全体相場が弱いときは、絶好の売り銘柄となります。

日足

日足で下降しやすい銘柄を選んでおき、全体相場が弱気のときにデイトレの売りで仕掛ける。これが鉄則です。

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