今週の日経平均株価は、株価が保合い調整している状況です。年末に付けた高値は越えられず、いまだに一定レンジ内を上下しており、方向感が乏しい状況です。個別銘柄では、マザーズやジャスダックの指数、また東証の小型株指数が総じて高く、動かない主力銘柄と、活気づいている小型、新興株との二極化相場となっています。
本日は、RCIの押し目買いについて見て行きましょう。RCIとは株価の売られすぎ、買われ過ぎを判断するオシレーター系指標の1つですが、株価が調整したポイントを探る際に使える指標です。
RCIは株価の動きに対して、忠実に反応するため、特に押し目形成途中の調整を簡単に捉えることができます。株の達人でおすすめしているのは、9日と13日のRCIです。とくに9日RCIが-80%以下となったときは、短期的な底打ちの可能性が高まります。
チャートで見てみましょう。
RCIに限らず、オシレーター系の指標はトレンドに合わせて使うのが基本です。またRCIはオシレーターの中でも、タイミングが掴みやすい指標です。ローソク足や移動平均線だけでは判断しにくい、短期的な売られすぎを明確に判断できます。
本日は、このようなRCIのタイミングの取り方を解説いたしました。ぜひご覧ください。