今週の日経平均株価は、週前半で動きが鈍ったものの、昨日の日銀総裁の会見にて材料ななかったものの、売りポジションの買い戻しもあり、本日は大きく上昇しました。
しかし、ながら本格的な上昇相場に転じたわけではなく、主力銘柄も下降トレンドの状態になっている銘柄が大半です。本日は株価が下落した時に利益を出せる空売りの基本的な考え方とトレンドとの関係を解説いたしました。まずはこちらの動画をご覧ください。
空売りというのは、特にはじめてされる方に多いのですが、急騰した高値圏の銘柄を空売りしてしまいます。しかしながら急騰した銘柄の空売りは難易度が高く、素早い決断を要求されます。チャートで比較して見てみましょう。
急騰した銘柄では、再び切り返して上昇した時に大きな損になることがあるので、素早い損切りが重要です。また下落幅も小さいため利益確定も短期間で確保する必要があります。では下降トレンドではどうでしょうか。次のチャートをご覧ください。
下降トレンドの銘柄は売買スパンも長く、じっくりと下がるのを狙えるので、はじめての方にはお勧めです。このように、トレンドによって同じ空売りでも売買のスパンなどが変わってきます。トレードにおける基本的な考え方はとても大切です。間違った売買をしないよう、しっかりと学んでいきましょう。