今回は転換点で、より効果的に使っていただける見方について解説いたしました。転換足の基本は、青から赤に転換したタイミングで仕掛けることですが、今回は応用編として、転換点を繰り返すような判断が難しい場合の場合の対処法について見て行きましょう。
稀に転換足が青から赤に転換した際に、株価の動きが鈍り、再び青に転換してしまう場合もあります。株価の動きには上昇局面と下降局面だけでなく、保合い(横ばい)の動きがあります。
転換足はその際に、青から赤の色転換を繰り返すことがあります。数日間の短期売買にとっては、保合い状態も手仕舞って、別の銘柄に乗り換える必要がありますが、ある程度待つことができる場合であれば、ローソク足の25日や75日移動平均線で反発する可能性があるため、青でもポジションを持ち続けるという判断もできます。
チャートで見てみましょう。
このように転換足は、単純に色の転換点だけでなく、移動平均線等も合わせて、判断材料とすることで、より転換足を効果的に判断することができます。また転換足の長さは、株価の勢いも表していますので、図のような「保合い」の判断をすることができます(転換足が短くなる)