スイングトレードの考え方と銘柄選定

今回はスイングトレードの考え方と銘柄選定について見ていきましょう。スイングトレードとは2日から1週間程度で売買するトレード方法のことです。

そこで数日間で売買する上で、上昇しやすい銘柄というのを考えてみましょう。株価が短期間で勢い良く上昇している状態のチャートを見てみますと、トレンドがしっかりと上昇基調にあることがわかります。

また、スイングトレードは短期間で利益になれば、それでよいため底値から高値まで、すべてを利益を取る必要はありません。株価の波の「一部分」だけを利益として抜き取ってしまえばよいという考え方で売買をしていきます。

スイングトレードはトレンドフォローが基本となります。上昇している波に、うまく乗ることができるかがポイントになり、それをチャートで判断していきます。

まずチャートでトレンドを判断するには移動平均線を使います。10日、25日、75日移動平均線が上向きになっているかを見ます。つまり日足で右肩上がりになっていれば上昇トレンド判断します。また上昇トレンドの状態であっても、株価には波があるため、上昇トレンドの中の一番上昇しやすそうなポイントを狙う必要があります。

チャートで確認してみましょう。

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このように過去の株価の動きから、チャートの波を意識して、転換足で目先の方向を確認します。転換足が上昇傾向であれば、数日間でも上昇していく可能性が高まります。また短期間のスイングトレードでは1日毎の株価の動きに振り回されないようにしなければいけません。そのためにも、転換足などのチャートで確認して、判断がブレないようにします。

短期スイングトレードというのは、上昇の波に乗ることが基本です。その波の中の5%から10%を狙い利益を積み上げていきます。もちろんトレードしていく中で、損切りしなければいけない場合もあります。短期売買であるほど、損失は小さくしておかなければいけません。

今回はこのようなスイングトレードの考え方と銘柄選びのポイントについて動画で解説いたしました。ぜひご覧ください。