日経平均株価も反発し始めており、個別株も下落調整から上昇転換している銘柄も増えています。本日は、デイトレにおける株価の上昇パターンについて見てみましょう。
デイトレでは、9時の寄り付きから10時頃までが勝負です。いかに寄り付き直後から上昇しやすい銘柄を選ぶことができるかが、重要なのは言うまでもありません。
早速ですが、上昇しやすい一つのパターンとして、トレンドフォローのエントリーパターンを見てみましょう。
これは、典型的な寄り付きからの上昇パターンです。上昇しやすい銘柄の特徴として、まずはスタート直後から移動平均線が右肩上がりの状態にあることが重要です。また前日の引け際の動きにも着目し、同じく移動平均線が右肩上がりの状態が理想です。その前日の流れを引き継いで、寄り付きから上昇する銘柄を見つけます。
次に寄り付きの価格ですが、前日の終値と同根水準で始まるのが理想的です。大きくギャップアップしてしまうと利食いで売られやすく、ギャップダウンで始まると、投げ売りが出やすくなります。そのため前日の終値付近で始まるのが、上昇しやすい条件となります。
最後に転換足を確認します。転換足が赤であれば、目先の方向は上昇方向ですので、そのままエントリーしても問題ありません。万が一、転換足が青になってしまった場合は、すぐに損切りをすれば良いだけです。このような寄り付きから上昇しやすい一つのパターンを覚えておくと、よりチャンスの幅が広がります。今回はこのようなポイントを動画で解説させていただきましたので、ぜひ御覧ください。