日経平均株価は反発感が見られますが、上値は重く方向性がはっきりとしない状況が続いています。ドル円も106円台で膠着状態にあり、日経平均株価の重しになっています。
今回は転換足の勝率を高める移動平均線の見方について見ていきましょう。転換足は目先の方向性を赤と青の色で示した指標ですが、転換足の色の転換点で上昇しやすい銘柄とそうでない銘柄に分かれます。その銘柄のトレンドの強さであったり、直近のチャートの形によって、転換足の赤が続いて上昇の確率が高まります。実際のチャートで見てみましょう。
上昇トレンドが強い状態であれば転換足の転換点でも株価は上昇しやすくなります。ただし画像のように近い過去に大きな上昇相場があったり、急騰と急落を繰り返しているような銘柄ですと、転換足が陽転しても上昇の勢いが小さくなってしまうか、またはすぐに青に陰転してしまう可能性が高くなります。
転換足が陽転した場合、そこからより上昇しやすい銘柄を選ぶ際には、現在が上昇トレンドになっているかどうかはもちろんですが、過去数ヶ月間の動きをチャートで確認し、わかりやすい上昇トレンドの状態になっているかどうかを確認することが大切です。
今回は、このようなポイントで動画を解説しましたので、ぜひ御覧ください。