今回は、日経平均の動きを的確に把握する60分足の見方を解説させていただきます。日経平均の毎日の動きを見極めるのは簡単なことではありません。しかし60分足を見ることで、日足よりも早く方向性がわかり、日経平均の動きが非常によくわかるようになります。早速チャートで見てみましょう。
これは日経平均の日足チャートですが、もちろん日足でもある程度は方向性がわかります。しかし小刻みな動きになると、方向転換の判断が難しくなります。そのため日々の、上がりやすいか下がりやすいかもわかりにくくなってしまいます。日足だけ見ていても細かな日々の方向性はわかりません。
続いて225先物の60分足を見てみましょう。
このチャートは225先物の60分足となります。当然ではありますが日足チャートと同じ波動で動いていることがわかります。またボリンジャーバンドの中心線や移動平均線を見ると、日足では判別しにくい、短期のトレンド転換がよくわかります。チャートというのは、足の時間軸が短くなるほど、早い転換点がわかります。さすがに5分足などでは動きが細かすぎてしまうため、60分足を確認するのがおすすめです。
また日経平均の日足ではなく、ナイトセッションも含めた225先物の60分足を見ることが大切です。NY市場の動きも反映されたナイトセッションを含んだトレンドを見ていくことで、日経平均株価の動きが大変わかりやすくなります。本日は、このような60分足の見方を動画でわかりやすく解説いたしました。ぜひご覧ください。