米国による貿易摩擦の悪化懸念からNY市場も大きく下落しており、リスク回避によって円高も進んでいます。そのため日経平均株価も大幅に売られており、個別株も大きく下落しています。しかし、個別株の中には過剰に売られすぎた銘柄も増えており、割安になった株を見つけるのもお勧めです。そこで今回は、大幅に売られすぎた銘柄を見つけるための銘柄選択条件をご紹介いたします。
大幅に売られすぎた銘柄を見つけるために、今回は75日カイリ率という指標で見ていきましょう。これは中長期の移動平均線の中で最も重要な75日移動平均線と株価が、どれだけ下に離れているかを、パーセントで示した指標です。移動平均線とはその期間平均値ですが、株価が大きく下方向に乖離しているということは、それだけ平均価格よりも割安になっているという見方もできます。
また移動平均線と株価の関係には、株価が移動平均線から大きく離れると、移動平均線に戻る習性があります。75日移動平均線で言えば、その目安が-15%~-20%程度となります。実際のチャートで見てみましょう。
過去の底打ちしたポイントを見てみると、75日移動平均線から大きく下に乖離していることがわかります。また下に表示されている、75日カイリ率を見てみると、-20%まで下落していることがわかります。現在は、日経平均株価が大きく売られていることから、こういったパターンになっている銘柄も多く見られます。株の達人の銘柄選択を使うと、75日移動平均線から大幅に乖離した銘柄をピンポイントで見つけることができます。標準条件にて、設定条件をご用意しているため、難しい操作も必要ありません。
今回は、このようなチャートの見方から操作の方法までを動画でわかりやすく解説いたしましたので、ぜひご覧ください。