米中貿易摩擦のリスクが後退したことで、半導体関連株を中心に買いが入り、日経平均株価も上向き始めています。そのため、個別株も保ち合いから上抜けしてきている銘柄も増えています。そこで今回は、トレンド転換のポイントでもある株価が移動平均線を上抜けた銘柄を見つけるための条件設定について解説いたします。
株価が移動平均線を上抜けると、そこから流れが変わり、上昇し始めることが多いといえます。反対に株価が移動平均線を下抜けると、そこから株価が下落し始める可能性が高くなります。もちろん保ち合い状態では、移動平均線を行ったり来たりすることもありますが、ある程度上下の値動きがある銘柄であれば、移動平均線の上抜け、下抜けは重要なエントリーのシグナルにもなります。
このチャートパターンは25日移動平均線を例にした上抜け下抜けのパターンです。緑の25日移動平均線を軸に上抜けると株価が上昇し、下抜けると株価が下落していることがわかります。これは短期売買ではあれば、5日移動平均線に置き換えていただければ、同じパターンで上昇と下降のタイミングを捉えることも可能です。
そこで、株の達人の銘柄選択を使って、当日に株価が25日移動平均線を上抜けたばかりの銘柄を検索することで、買いタイミングになった銘柄を効率よく見つけることが可能となります。株式投資では、銘柄を効率よく見つけることが、上達する上でも重要な要素となります。
今回の動画では、このような移動平均線を上抜けた銘柄を見つける設定方法をわかりやすく解説いたしましたので、ぜひご覧ください!