日経平均株価は高値で23000円を付けましたが、同時に過熱感も強まっています。また現在は決算発表集中時期ということもあり、1日の値動きが活発になっている銘柄も多くあります。そこで今回はデイトレにおける5分足のトレンドの見方を解説いたします。
デイトレでは5分足をお勧めしていますが、必ず移動平均線によってトレンドを見極めてから、エントリーしなければいけません。これは日足でのトレンドの見方と同じですが、移動平均線が右肩上がりで上昇トレンドであれば、当日は基本的に上昇していきます。移動平均線を下回ってしまうと上昇は終わりますが、トレンドが続いている限りは上昇が続きます。
また逆に移動平均線が下向きの下降トレンドで、株価もその下で推移していると、当時は株価が下落していきます。そのため寄り付きからのローソク足を見ながら、移動平均線の傾きと位置関係を必ず確認しながら見ていく必要があります。
当日の寄り付きから上昇する下降するかは、ほぼ5分足のトレンドで決まります。もちろんギャップダウンで始まってから切り返して上昇するというパターンもありますが、どちらかといえばイレギュラーです。
ただしこのトレンドで見る場合は、買い気配や売り気配で始まり、大きく窓開けした場合は注意が必要です。移動平均線が上向きで株価もその上から始まったとしても窓開けが大きすぎる場合は、そこから上昇せずに下落する確率が高くなります。デイトレで重要なのは、寄り付きがどこから始まるかをしっかりと確認しててからエントーすることです。
今回は、このようなデイトレにおけるトレンドの見方と注意点を動画で解説いたしました。