日経平均株価は上値が重くなっており下落傾向にあり、個別株も下落し始める銘柄も多く見受けられます。そこで今回は、転換足を使った空売りのタイミングの取り方について解説いたします。
短期で空売りするには、陰陽足が赤から青に陰転するポイントで仕掛けるのがお勧めです。転換足は赤が短期の上昇、青が短期の下落を表していますので、陰転したらポイントが短期的な下がり始めとなります。
このチャートパターンのように、株価が25日移動平均(緑)を上回った状態では、転換足が赤から青に陰転すると、その後に株価が反発して、すぐに赤に陽線していることがわかります。これは25日移動平均よりも、株価が上にある状態では、上昇トレンドが継続していることになるため、まだ買いの勢力が強い状態ということになります。
また25日移動平均線を下回った状態では、赤から青に陰転すると株価は下がりやすくなります。25日移動平均線を下回った状態というのは、株価は上昇トレンドから下降トレンドに転換しているため、転換足が青になると、損切りや利食いの売り注文が増えるため、株価が下がり続ける可能性が高くなります。
空売り初心者の方というのは、どうしても株価が上昇している高値圏で売りたくなりますが、それをやってしまうと仕掛けた直後に上昇することも多くなってしまいます。空売りをする場合、25日移動平均を割り込んでからでも遅くはありません。今回はこのような空売りのポイントをわかりやすく動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。
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