国内の新型コロナウイルスの感染拡大は続いており、予断を許さない状況となっています。しかしに株価に関しては、欧米の死亡者数の増加が小さくなっていることや、ロックダウン解除の期待も高まっていることから、堅調に推移しています。今回は7日移動平均線とボリンジャーバンドを使ったスイングトレードについて解説します。
今回は、7日移動平均線とボリンジャーバンドですが、一般的にはあまり組み合わせない方法なのですが、スイングトレードに関しては非常に有効となります。まずはチャートで確認してみましょう。
20日ボリンジャーバンドと7日移動平均線を合わせた売買ポイントとして、大きく分けると順張りと逆張りの2種類があります。まず逆張り法の見方として、ボリンジャーバンドが拡大しながら株価が急落すると、7日移動平均線を下回った状態で下落していきます。それがしばらく続いた後に、株価が7日移動平均線を上回ると、反発の買いポイントとなります。これは、今回のようなコロナショックなどの急落相場でも有効なテクニックになります。また利益確定にはボリンジャーバンドの中心線とRCIを同時に見ながら、株価が中心線付近まで到達し、RCIが高値圏になったら確定します。
続いて順張りの見方です。
順張り法のテクニックとして、ボリンジャーバンドと7日移動平均線がゴールデンクロスすることで、上昇転換となる可能性が高まります。順張りのテクニックとして、このクロスのポイントを買い場とすることもできます。重要なのは、その後にバンドが拡大しながら上昇していくことが重要です。そのパターンになれば7日移動平均線を上回ったまま上昇が続いていくことになります。
またクロスしたポイントだけでなく、その後に上昇し始めたポイントで買いを狙っても問題ありません。重要なのはバンドが大きく拡大する前の状態を見つけてエントリーすることです。今回は、このような7日移動平均線と20日ボリンジャーバンドを組み合わせた売買ポイントを動画で解説していますので、ぜひご覧ください。