MACDヒストグラムと転換足を使った買いタイミング

NY市場は下落が強まりつつある中で、日本市場は引き続き底堅い動きが続いています。また個別は物色相場となっており、買われる銘柄と売られる銘柄が、はっきりと分かれています。そこで今回は、株価の買いタイミングを捉える際に、確率を高めることができるテクニックを解説いたします。

転換足は目先の株価の方向を赤と青の色で判別できる指標です。もちろん転換足だけでも十分に買いタイミングを判断することもできます。ただし株価の下落調整が大きくなった場合においては、MACDヒストグラムと組み合わせると、より確度が高い買いタイミングを判断することができます。

このチャートパターンを見ていただくとわかるように、株価の下落が続いていくと、転換足の青が連続し、同時にMACDヒストグラムがマイナス圏で下がっていきます。その後にMACDヒストグラムが上昇に転じると、転換足が青から赤に陽転していることが確認できます。

転換足だけでも十分に判断できますが、同時にMACDヒストグラムを組み合わせて見ることで、転換足のダマシを防いて、確率を高めることができます。特に株価の下落が続いた後に、下げ止まりを判断する際には、テクニカル指標を組み合わせることで、より判断が明確になります。

今回はこのようなポイントを動画で解説いたしました。ぜひご覧ください。