上昇トレンドの初期のチャートパターンと銘柄の選び方

日経平均株価は25000円を突破し、勢いよく上昇しています。個別株も、これまで下げ続けていた銘柄などを中心に、立ち上がり初めています。そこで今回は上昇トレンドの初期の状態となっているチャートのパターンと銘柄の選び方を解説いたします。

株価が上昇トレンドの状態になると、短期から長期までの移動平均線が全て上向きになります。その状態が続くことで、株価は高値を更新して上昇していきます。つまりは上昇トレンドの初期状態とは、移動平均線が上向きになり始めたばかりの時期ということになります。上昇トレンドになる前に、必ず移動平均線が横ばいまたは下向きから、上向きに転換する時期があります。このような状態を見つけることで、上昇の初期段階に仕込むことができます。特に今のように日経平均やTOPIXなどが上昇し始めると、同じように連れ高する形で移動平均線が上向きになり始める銘柄が増えていきます。

チャートで確認していきましょう。

こちらのチャートのように、10日から75日までの短期から長期まで移動平均線が上向きになり始めてから、株価が上昇トレンドに転換していることが、はっきりと確認できます。こういったチャートの動きを理解していないと、上昇初期の状態であっても高値圏だと勘違いして、買い時を逃してしまうことになります。

そのため、株価が移動平均線を上抜けて、上昇し始めた段階で、これは初期の状態であるということを、しっかりと認識することが大事です。またこういったチャートのパターンになっている銘柄を予めピックアップしておき、監視していくことも大切です。そこで株の達人を使えば、このような初動の時期の銘柄を簡単に見つけることができます。

今回は、このようなチャートの特徴と銘柄選択の使い方を動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。