日経平均株価は25日移動平均線を割り込んだまま、上値が重い状況が続いています。NY市場もNYダウが高値更新しているものの、NASDAQ指数は依然として弱い展開となっています。日本市場も個別株では、銘柄によって上昇トレンドが継続している銘柄と崩れてきている銘柄が分かれており、その見極めが重要となっています。そこで今回は過去のチャートの形状からトレンドが続きやすい銘柄の特徴を解説いたします。
上昇トレンドが継続するためには、下値をサポートする移動平均線に沿って上昇し、前回の高値を更新する必要があります。株価が下がっても移動平均線が株価を下支えするということが重要です。また日経平均株価などの指数が下がっても、この状態を崩さずに推移することも条件の一つです。指数が下がると当然に連れ安することが多くなりますが、それでも途中で下げ止まり、その後に反転することを、しっかりと確認することが重要なポイントとなります。
またこのようなパターンのように、トレンドが崩れる時は、株価が高値を更新できずに下がりはじめて、これまで下支えしていた移動平均線を割り込んできます。これによって株価は天井形成となって下降転換となります。
現在の相場状況では、個別株ごとのトレンドの見極めが非常に重要です。25日移動平均や75日移動平均を軸に、高値更新できているかどうかをポイントとして見ていくのがお勧めです。今回はこのようなポイントを動画で解説しておりますので、ぜひ御覧ください。