今回は売られすぎから下げ止まりなどを判断する際に最適なストキャスティクスの基本的な見方・使い方を解説いたします。
ストキャスティクスは一定期間の株価の最高値と最安値から、現在の株価がどの位置にあるのかを%で示した指標です。ストキャスには様々な種類がありますが、一般的にはファースト・ストキャスティクスとすろー・ストキャスティクスがよく使われます。SRV%KとSRV%Dを組み合わせたものをファースト、SRV%DとSLOW%Dを組み合わせたものがスローとなります。
このチャートでは9日のファースト・ストキャスティクスを表示しています。直近で反発しているポイントもストキャスティクスが20%以下の売られ過ぎの状態にあり、下げ止まっていることが確認できます。また合わせて主要な移動平均線付近が抵抗となったことで反転しています。このようにストキャスティクスと移動平均を合わせて確認すると、より下げ止まりの確率を高めることも可能となります。
また注意点として、株価が一方向で上昇や下落が続いた場合は、ストキャスティクスは上下に張り付くように推移します。ただしこれもコツを掴むと売買タイミングに活かすこともできます。本日はこのようなポイントを動画で解説いたしましたので、ぜひ御覧ください。