日経平均株価は27000円が上値抵抗となっており、保ち合い状態が続いています。ただ個別株の中では、比較的しっかりを買われている銘柄も見受けられます。そこで今回は一目均衡表の中でも最も代表的な買いポイントでもある三役好転の判断方法や銘柄の見つけ方を解説いたします。
一目均衡表の買いポイントのなかでも最も代表的なのが三役好転と言われる転換ポイントです。これは難解と思われがちな一目均衡表の中でも比較的、容易に判断できる分析方法です。一目均衡表の三役好転は以下の3つのポイントを確認します。
1.転換線が基準線よりも上にある
2.遅行スパンが日々線を上回っている
3.株価が雲を上抜けている
これらの3つの条件が揃うと、そこから株価は上昇転換します。
上のチャートでは、株価が雲を上抜けてきたところか株価が上昇していますが、その前段階として、転換線が基準線を上抜けていることや、遅行スパンが26日前の株価を上抜けていることも確認できます。特にこれまで下降トレンドだった状態から三役好転の確認ができれば、そこから上値が軽くなって上昇転換します。
また株の達人では、このような一目均衡表の三役好転の状態を銘柄選択で見つけることも可能です。また簡単な方法として、一目均衡表の雲上抜けで検索すると、三役好転の銘柄が見つけやすくなります。今回はこのような三役好転の判別方法と銘柄の見つけ方を動画で解説いたしましたので、ぜひ御覧ください。