日経平均株価は30,000円の大台を1年8ヶ月ぶりに突破し、短期の外国人買いを中心に強く買われています。個別株も高値更新しながら上昇する銘柄が増えています。そこで今回はボリンジャーバンドを使った株価が動き出した銘柄のチャートパターンを解説いたします。
ボリンジャーバンドの短期トレードのエントリーポイントとしては、バンドが狭い状態で推移してから株価が+2σバンドを上抜けてブレイクするエクスパンションのパターンが最も有名です。主に小型株などに見られるチャートパターンですが、上昇トレンドの初動を判別できます。
このチャートではバンド収縮状態から大陽線で+2σバンドをローソク足が飛び出した後に株価が急騰しています。決算発表などの好材料が出た場合などに、このようなパターンになることが多くなります。そのままバンドが拡大したまま大きく値上がりすることもあるため、エントリーポイントとして押さえておくと良いでしょう。また同時に出来高も増加しており、MACDも上向きに転換していると、より上昇する確率が高くなります。
今回はこのようなボリンジャーバンドの見方をわかりやすく解説いたしましたので、ぜひご覧ください。