日経平均株価は75日移動平均線付近で下げ渋る動きとなっており、個別株も底堅く推移する銘柄が増えています。今回は年初来高値を更新しながら上昇し続ける銘柄の特徴と転換足の見方について解説いたします。
市況環境に左右されずに年初来高値を更新しながら強く買われる銘柄が一定数あります。短期から長期の移動平均線が上向きの状態で、一方向に上昇し続けるのが特徴です。
このチャートパターンのように今年の高値である8月の高値を上抜けてからも上昇を続けており、上値が軽くなっていることがわかります。移動平均線では短期の10日移動平均線に沿って上昇しており、転換足は赤が連続して上昇しています。年初来高値を更新し始めると、非常に上値が軽くなり一方向に上昇し続けるパターンとなることも多いですが、その際にはローソク足を見るよりも、転換足の赤が連続していくかどうかを確認するのがお勧めです。
今回はこのような年初来高値更新銘柄の特徴や転換足の見方を動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。
