今回は、人気のMACDの補助指標として万能なMACDヒストグラムの見方を解説致します。MACDヒストグラムとは、MACDのシグナルが、遅れがちになる欠点を補うための指標です。ゼロラインを基準に上下の棒グラフで山と谷を作るのが特徴です。まずは動画をご覧ください。
またMACDのヒストグラムは株価の動きに対して、比較的忠実に動きます。指標としてはMACDの2本のラインの差を棒グラフで表しています。2本の差が広がると棒グラフが伸び、縮まると棒グラフが小さくなります。ヒストグラムがゼロラインよりも上に棒グラフが伸びている時は、シグナル線よりもMACDが上にあるときです。またゼロラインよりも棒グラフが下にある時は、MACDがシグナル線よりも下にある状態です。
MACDがヒストグラムの見方としてはゼロラインよりも下で山を作った時に買い、上で山を作った時が売りです。またヒストグラムが下で山を作るタイミングはMACDのゴールデンクロスよりも早いため、ゴールデンクロスする1歩手前で仕掛けることが出来ます。つまり早いタイミングで仕掛けることができることになります。このようにMACDヒストグラムは、一見しますと難しく見えるのですが、見方をコツを知っていただくと、簡単に判断できます。
株の達人では、チャート表示だけでなく、MACDヒストグラムを使ったスクリーニングも出来ますので、ぜひやってみましょう。