今週の日経平均株価は、上値が重く、やや膠着状態が続いています。NYダウが高値を更新している反面、ドル円の動きが鈍っていることも、膠着している要因といえます。
本日はPERの考え方について見て行きましょう。PERとは株価収益率といい、その銘柄が得た利益を1株当たりの価格にして、現在の株価が何倍になっているのかという指標です。
その企業が得た最終的な利益を1株あたりにし、今の株価が将来の利益の何倍(何年分)買われているのかを判断する指標です。また現在の市場平均はおよそ15倍程度ありますので、10倍以下でしたら割安な銘柄といえます。もちろんその後チャートがアップトレンドになっていないと上昇してこないのですが、割安な銘柄というのは、追随の買いが入りやすくなるため、トレンドを強めるような上昇要因となります。
割安というのは利益をしっかりと出している割に、まだその株が買われていないという意味になります。PERはもちろん短期売買では、あまり影響があるものではありませんが、例えば同じチャートパターンの銘柄でどちらにするか迷った場合などは、PERが低い銘柄の方が有利といえます。
今回の動画ではPERの見方と考え方が5分で理解できてしまう内容です。PERの考え方を押さえておくことで、銘柄選定の確度が上がりますので、ぜひご覧ください!