日経平均株価は、NYダウの戻りと為替が103円台と急な円安に触れたことも要因となり、短期的な上昇が続いています。しかし、まだ中身が見えない上昇のため、注意が必要な動きともいえます。
本日は株価が下げ止まるポイントを解説させていただきます。株価が下げ止まるポイントはチャートで判断できます。今回も以前にご紹介させていただいたRCIと転換足、移動平均線を使います。
下げ止まりをテクニカルで判断する時は、次の3つのポイントを見ていきます。
①株価がを下支えするような移動平均線の確認
②RCIが-50%にある売られ過ぎ感の確認
③転換足による反発の確認
この3つで確認します。チャートで見てみましょう。
テクニカルでの判断では複数の条件を組み合わせることで、精度が高くなります。移動平均線は株価の抵抗帯の役割をしますが、それにRCIで売られすぎを判断すれば、より下げ止まる可能性が高くなります。
また転換足は反発するタイミングを見る際に使います。下げ止まりとは株価が反発して初めて判断できるということになります。転換足この株価の目先の方向を色で表していますので、底打ちして方向が変わったということが簡単に判別できます。今回の動画では、この下げ止まりの判断方法を解説させていただきましたので、ぜひご覧ください。