本日は、転換足でわかる株価の波について解説いたします。まず転換足とローソク足は何が違うのかよくご質問いただくのですが、見た目の上ではローソク足よりも転換足の方が色が続きやすく、上げ下げがはっきりとしているのがわかります。
しかし、ここで大事なのは単純に転換足が赤であれば株価が上昇していて、青であれば株価が下降しているものではなく、株価は毎日上下しながら、波が作られているということです。
まずはチャートで見てみましょう。
株価というのは、日々上がったり下ったり動きがなかったりを繰り返しているわけですが、時間が経過すると上下の大きな波ができているのがわかります。しかしこれは実際に毎日の株価を追っていると、波がわからなくなってしまいます。日々様々な要因で動くため、ノイズのような株価のブレが発生するため、本来の方向を見失ってしまいがちです。
そのため、実際は持ち越したほうがよい場面で売ってしまったり、また本来売らなければいけない場面で買ってしまったりということが起こります。
転換足を含めた、テクニカル指標というのは、移ろいやすい人間の心理が、株価の動きに翻弄されないようするためのツールだといえます。今回はこのような転換足と株価の波の関係について動画で解説いたしました。ぜひご覧ください。