本日はデイトレとスイングの銘柄選びと、それぞれの違いについて見ていきましょう。
デイトレは1日で売買を完結させるため、翌日に株価がどちらに動こうが関係ないということが利点ではありますが、その変わり1日の動きが大きい銘柄を狙わなければなりません。
またスイングトレードとは、デイトレは違い数日間、ポジションを持ち越しをして利益を狙うことになりますが、翌日以降に株価がどう動くのかまで、想定しなければなりません。
また株の達人の「デイトレ銘柄」に登録されている銘柄も、その多くはボラティリティが高く1日で10%以上動く銘柄です。しかしそのボラティリティの高い銘柄を翌日まで持ち越して、スイングトレードができるかというと、それは危険な売買となります。
また株の達人の「スイング銘柄」に登録されている銘柄は、1日の動きはそれほど大きくないため、1日単位ではそれほど大きな利益にはなりません。あくまで翌日以降に持ち越しをして利益を狙っていくことになります。
ここで重要なことは、デイトレとスイングにそれぞれ最適な銘柄は、まったく異なるということです。チャートでも見てみましょう。
それぞれの銘柄を比べてみますと、デイトレ向きの銘柄は翌日の急落のリスクも高く、スイング銘柄は動きは鈍いですが順調に上昇傾向にあることがわかります。
よく失敗しやすい例として、デイトレで仕掛けたけれど株価が下ってしまったので、翌日に持ち越しをする人がいますが、これはさたに大きな損失になる可能性がある危険な売買です。デイトレ的な買いと、スイング的な買いとでは、まったく異なるものです。デイトレの銘柄で翌日に持ち越しをしても、偶然に上昇することもあるかもしれませんが、値動きが激しい分、下落した時のリスクが高くなります。
スイング銘柄は、翌日以降の数日間に上昇しそうな銘柄を選ぶ必要があり、それには値動きも安定していて日足にて緩やかな上昇トレンドにある銘柄を選ぶのがポイントとなります。
基本的にはデイトレに適した銘柄では、スイング(持ち越し)はできませんし、反対にスイングに適した銘柄では値動きが小さくデイトレができません。それぞれ、短期売買という意味では同じですが、持ち越しをするか否かで、大きく異なるということを理解しましょう。
今回は、そのようなポイントについて動画にて解説させていただきました。ぜひご覧ください。