本日は、大幅上昇する小型成長株の特徴と、銘柄の選び方について見てみましょう。
小型成長株とは、時価総額が小さく、業績が好調で、上昇トレンドを維持しながら高値を更新する銘柄のことです。数ヶ月の間に株価が2倍から、中には10倍になることもあります。大型株では、考えられないような、長期期間に渡って株価が上昇するのが特徴です。
小型成長株には、以下のような特徴があります。
・売上高、経常益、税引益が増収、増益であること
・業績が堅調でありながら、PERが10倍から20倍程度と低めであること
・出来高が少なく、注目度が低い状態から、徐々に出来高が増加傾向にあること
・時価総額が小さい(目安として300億円以下)
・25日と75日移動平均線が上向きで、中期的な上昇トレンドにあること
・過去の数年間動きがなかった状態から上昇トレンドになっていること
またこれらの特徴に加えて。市場から注目されている業種やテーマ性であれば、より上昇が強まります。
チャートで見てみましょう。
小型株成長株では、注目度が上がって上昇しはじめたところから、相場付きがが「がらっと」変わります。短期で買いを狙いたい投資家と、下ったら買いたい投資家が、次々と参加してきますので、上昇が長続きします。業績が好調で割安、しかも株価が上昇トレンドになっているのに、出来高も少なく盛り上がっていないのであれば、明らかに気がついている投資家が少ないだけということになります。
続いて業績などを見てみましょう。
また業績面では、売上高の推移や、経常益の増え方などから、将来の成長が期待できそうな銘柄ほど、買いが入りやすくなります。その際にPERが割高になっていなことも、重要なポイントです。
小型成長株は、このようなポイントで銘柄を見つけていくわけですが、上場している3000以上の銘柄の中から見つけていくのが大変困難です。そのため、株の達人の銘柄選択を使って銘柄を絞り込みます。
今回の動画では、このようなポイントを解説させていただきました。ぜひご覧ください。
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