買いが集中する好材料株のチャートの特徴

日経平均株価は15,000円を割込み、個別株も大きく売られています。しかしこのような市況環境の中で、逆行するように急騰している銘柄もあります。中には数日で倍以上に上昇している銘柄もあり、そういった銘柄は主に好材料株です。今回は、急騰する高材料株のチャートの特徴について見てみましょう。主に材料株で急騰する銘柄には以下のような特徴があります。

・保合いからの上抜け上昇

・出来高を伴う大陽線

・上昇した翌日も高値を超えて、前日の安値を割り込まない

これらの特徴をチャートで見てみましょう。

急騰する材料株には、おおよそ同じようなチャートのパターンがあります。株価が急騰する前というのは、総じて出来高も少なく、市場からは全くと言ってよいほど注目されていません。そこから、なんらかの材料をきっかけとして、徐々に市場に知れ渡りが、買いが増えていきます。

最初の初動段階では、疑心暗鬼な状態にあるため、陽線と陰線を繰り返しながら高値を更新していきます。勢いが続くかどうかのポイントとしては上昇した次の日が重要です。勢いが無い銘柄というのは、翌日には前日に上昇した分を下げてしまいます。このチャートのように、上昇した次の日のローソク足が陰線であっても、前日の高値を更新していて、安値を下回っていなければ勢いは強いと見ます。

こういった銘柄の特徴として、市況環境が悪いときほど、買いが集中しやすいということです。現在のように、どの銘柄も下落している状況下では、買いたい銘柄が市場に無くなります。そのような中で、こういった好材料株が出てくると、買い注文が殺到します。中には数日で倍以上で上昇する銘柄も出てきますので、大きな利益を狙うことが可能となります。

本日は、このような急騰する材料株のチャートの特徴を動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。