日経平均株価は方向性が鈍くなっています。先月から今月の決算発表にかけて上昇した銘柄も下落調整している銘柄も増えています。今回は、株価が下落して反発したタイミングを狙う「押し目狙い」について見ていきましょう。
押し目買いとは、株価が上昇トレンドの状態ある場合での、一時的に株価が下落したポイントを狙います。株価が上昇する際には、上下の波ができます。上昇→調整→上昇→調整を繰り返しながら、高値を超えていきます。
その中で、株価が一時的に安くなっている調整局面で、買いタイミングを狙うのが押し目買いです。そのため市場全体が下落調整してくるときほど、良い銘柄が見つかります。チャートで形を見てみましょう。
株価の波の調整局面は、RCIで見るのがお勧めです。RCIが下ってきたポイントでは、株価が調整入りし、RCIの値が-80%以下が押し目の底値水準です。また上昇の勢いが強い場合、RCIが-80%まで下がらずに上昇することもありますが、このように25日移動平均線や75日移動平均線が上向きで、中期的な上昇トレンドにある場合は、75日移動平均線付近まで下落することも多く、その場合はRCIが底値圏まで下がります。
いつも高値づかみをしてしまうという方は、そもそものタイミングが合っていないことが多く、RCIなどを使い押し目を狙うのがお勧めです。本日は、押し目買いのポイントと銘柄選択の方法を解説した動画をご紹介いたします。現在の相場状況からもお勧めのテクニックですので、ぜひご覧ください。