日経平均株価は、保合いから下抜けし、個別株も下落し始めている銘柄も増えています。市況全体が下がり始めると、投資家マインドも冷え込み、消極的になりがちですが、実はここが買い場を狙う絶好のチャンスでもあります。
今回は、株の達人の基本的なテクニックでもあります、押し目買いのチャートパターンを見てみましょう。
押し目狙いの条件として、まずは移動平均線が右肩上がりの状態になっていることを確認します。トレンドが上向きでなければ、押し目買いとはいえません。株価の上昇基調が続いている状態で、安くなったポイントを狙うのが押し目買いです。
次の株価が底値にあるかどうかをRCIで見て判断します。株の達人では9日と13日RCIを使っていますが、このRCIが-100%まで近づくと、押し目の底値圏の目安となります。
次に転換足を見て、反発ポイントを見極めます。転換足が青の状態では、RCIが低くても、まだ反発しているわけではありません。転換足が赤に陽転して、はじめて買いを狙うことができます。
今回は、このようなポイントと、押し目買いの銘柄選択の方法まで、動画で解説いたしました。ぜひご覧ください。