NYダウの上昇にともなって日経平均株価は反発しはじめています。またそれに合わせて多くの銘柄も上昇しはじめています。しかし、それぞれの個別株を見ると、強く上昇する銘柄と反発力が弱い銘柄とに分かれます。
今回は、75日移動平均線を軸に、株価の上昇力の違いについて見てみましょう。株価が上昇しやすいかどうかというのはトレンドで決まってきます。そのトレンドの見極め方として、75日移動平均線を見れば簡単に判断できます。
まずはチャートで見てみましょう。
多くの銘柄が今月の急落で下降転換していますが、このチャートの形のように、大きく下落しなかった銘柄は上昇が強い傾向にあります。また75日移動平均線よりも株価が上にあるのか、下にあるのかによって、その後の上昇力の強さにはっきりと差がでます。
75日移動平均線というのは、トレンドを判断する上で、大変重要な指標です。おおまかに言ってしまえば、75日移動平均線より、株価が上にあれば上昇トレンドとなり、株価の上昇力が強まります。また株価が75日移動平均線を割り込んでしまっている状態にあると、下降トレンドとなり株価の上昇は鈍く重い動きなります。
もちろん底値圏で狙う場合は75日移動平均線より、株価が下にある状態で買うことになりますが、短期的なタイミングを掴むのであれば、75日移動平均線よりも株価が上にある銘柄を狙わなければいけません。今回は、このような上昇力の違いについて、動画で解説していますので、ぜひご覧ください。
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