今回は反発しやすい銘柄と反発しない銘柄の違いについてチャートのポイントを見ていきましょう。日経平均株価が反発すると、同じように株価が反発する銘柄が増えます。しかし、実際には反発する銘柄とそうでない銘柄があります。チャートで比較しながら見てみましょう。
こちらは75日移動平均線で反発上昇したパターンです。RCIは底値でクロスしており、その後に転換足も青から赤に陽転しています。主要な移動平均線では株価が下落した際に下げ止まるポイントとなります。
続いて、株価が移動平均線を下回っているパターンです。RCIが底打ちしても、ほとんど反発せずに下げ続けているのがわかります。上のチャートの動きに比べて、明らかに反発力が弱いことがわかります。
これらの違いは株価が移動平均線よりも、上にあるか下にあるかです。つまり株価が反発しやすい状態というのは、移動平均線が下値抵抗線として機能するかどうかによって変わってきます。株価が下降トレドの状態で、下支えするような移動平均線が無い状態ですとRCIが底打ちしても株価が反発しにくくなります。
今回は、このようなポイントを動画で解説いたしましたので、ぜひご覧ください。